後楽園つづき涵徳亭

　小石川後楽園には涵徳亭という『お休みどころ』が入り口にありまして、予約で五名から会席や松花堂弁当が頂けます。
　ココの仕組みは、お部屋を予約して、お料理を美都屋さんに頼むという形なので、通常はお部屋代とお料理代とサービス料などがかかります。

　しかし、お部屋に空きがある場合には、６５０円のみで(平成20年5月現在）ランチにおいしいお弁当をいただけるのです！

　土日はほぼ予約で満杯とのことですが、平日には空きがあることもあり、当然近隣の会社のおじさまやＯＬさん、お弁当目当ての庭園拝観者さん（私も）に大人気です。

　メニューは後楽園弁当、お刺身弁当、煮魚弁当、天ざる（枡に入ったちらし寿司付きのようでした）の四種類。食べて思わず懐かしくなる味つけの和食です。

　店内は待ってる人が多いので相席になることもあります。ゆったりと風情に浸っている時の相席は･･･ちょっと残念気分＾＾；そんな時も軽く会釈されたり、『失礼します』とか『すみません』とか一声かけられると気分が一転、残念気分から元へ戻れます。

　空間をはからずも共有するようになった時は、ちょっとした挨拶があるだけで空気が和やかになりますね。

　後楽園入口の売店では600円でお弁当が売られていました（なくなったらおわり）
おみおつけがつかない分50円安いのでしょうかね。
　午前中から散策した日はおみやげにして家で食べても楽しいかもしれません(^^)

日本旅行「赤い風船」

小石川後楽園

　木曜日は、精神的な部分を大事にすごしたい曜日です。　

　小石川後楽園に行って来ました。ここは心を休めるのにぴったり来る場所です。

　空を広く感じられる場所も、まるで森のなかにいる感覚を味わえる場所もあります。お出掛けには歩きやすい靴をオススメします。結構階段がありますので、足首が細くなるかもしれません(笑）

　庭園内は、場所によって匂いが違います！
　今の季節はコアジサイの香りが華やかです。
　羊歯の生えている場所では苔のようなしっとりした匂いに土ってこういう匂いもするんだっけと、忘れていた自然の記憶が甦ることも・・・。
　香水をつけないでお出かけしてみる方が、より自然の香りを楽しめますよ。

　時々後楽園遊園地の絶叫マシーンからのキャーーの声が聞こえるのが軽く難ですが、癒しの波動がそれを打ち消してくれます。

　そういえばここではカラスをみかけませんでした。後楽園遊園地に餌がいっぱいあるのでしょうか^^;鳴き声ひとつ聞かなかったです。

　園内には、池や川に見立てた水路が作られ、何故か何度も同じ水路に沿って歩いてしまうかもしれません。水の流れには、人を引き付けるものがあるようです。

　水の流れるリズムに無意識に引き込まれていくことで日常生活で見失ってしまった何かをを取り戻せるのでしょう。

　小川を見ることは都会では難しいですし、私は小川を実はみたことがありません。（いつか小川か泉の湧いている土地を持ちたいものです＾＾そこに亀の楽園を作りたいから（笑）広すぎなくていいんです、不法投棄を監視しきれる範囲がいいので^^;）東京でも本物の小川や水路が復活したらいいですね。

　木曜の夜ぐらいは悩み事もないことにして、眠りましょう。

日本旅行「赤い風船」